当院について

院長
山本 栄篤
Yamamoto Terushige

ご挨拶

この度、市川市妙典にご縁があり2022年春に開業しました。四半世紀以上の内科系診療・健診現場や診療所での経験から、地域の身近な方々にお手伝いできる医療を模索し、「内科・内視鏡クリニック」としてかたちにしました。

当院は急な病気で診察を望む方と、内科疾患の定期診察や予定された健診や検査などで受診される方の双方が、安心して利用いただけるように、院内感染対策とともにオンライン診療やWed予約を導入しました。

開業の数年前まで入院患者を担当し続けたことで、様々な内科系疾患の経過を体感し最良のタイミングで何について察知するのが治療に対して安全かつ効果的かを、先輩後輩医師と切磋琢磨しブラッシュアップを繰り返してまいりました。個々の入院に至る経緯を回想すると、偶発的な突発的な病気か、必然性があり至った病態なのかがおぼろげながら見えてきます。

一方で消化器・消化管の専門としては5万件以上の内視鏡検査・治療を経験させて頂きました。被検者皆様から沢山のヒントを頂き、診断の質を損なわず、安全で苦痛を最小限にとどめる配慮と、一層スピーディーに時間短縮を図る技法を模索し続け、内視鏡光学診療の専門医・指導医として今現在も何かしらの工夫が必要と感じながら歩み続けています。

消化器内科専門としての目線で、健診・ドックやがん検診の専任業務を経験できたことで、統計的な捉え方を疫学・公衆衛生の広報とともに内科医であることに立ち返り、個々の受診者・被検者に具体的に落とし込むことの難しさも感じながら最良の情報を提示できればと奮闘する日常です。

健診・検診で異常値や一定の所見が指摘されている方、生活習慣病関連の方、当人に非はなく取り憑かれてしまった慢性疾患の方など、膨大な内科系領域での無限の疾病に対して、小職個人の知識・力量、当クリニックおいての診療の限界を見極めつつ、個々の方々の問題点を整理し、日常生活の中で最良であろうと考えられる方向性をお手伝いします。

その中で、各専門診療の必要性を的確に判断し最適なタイミングでの高次医療機関へのご紹介が可能です。もちろん消化器内科系の専門医かつ指導医の立場であればこそ、異常所見に対しての診断への確定プロセス、具体的治療の方向性への予見が可能です。消化管・肝胆膵など各々の専門性が高く、特定の信頼のある医師やチーム、施設への紹介も可能です。

皆様にとってより良い方向性を、微力ながら貢献できればと思っておりますので、問い合わせください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

略歴

・順天堂大学医学部 卒業 (1994年)
・聖マリアンナ医科大学医学部附属横浜市西部病院 研修
・順天堂大学消化器内科 入局
・会津中央病院内科・消化器科 勤務
・都立墨東病院内科(消化器) 勤務
・昭和大学附属豊洲病院消化器科・内科 入局(助教)
・早期胃癌検診協会中央診療所 勤務(医長)
・行徳総合病院消化器内科 勤務(内視鏡センター長)
・千葉徳洲会病院消化器内科 勤務(部長、医療安全管理者)
・ケイアイ秋葉原クリニック、ケイアイクリニック 勤務(院長)
・やまもと内科・内視鏡クリニック 開業

所属学会

・日本内科学会 総合内科専門医
・日本消化器内視鏡学会 指導医・専門医、関東支部評議員
・日本消化器病学会 指導医・専門医
・日本消化器がん検診学会 総合認定医
・日本ヘリコバクターピロリ学会 感染症認定医
・(開業当時:指導医は教育施設退職により任期期限があり)

当院での診療と感染対策の基本的な考え方と対応

本邦の法制度が変更になりWithコロナとはなったもののSARS-Cov19は、残念ながら感染性や病原性が弱体化したといった事実もなく、選べるほどの効果的な治療薬が日常的になったわけでもありません。 また、 “発熱”がなければ感染者ではないといった誤解があるようですが、濃厚接触者での検査経歴から多数の無症候の陽性者の存在や、当初のクラスター疫学調査からは平熱者の一部にスーパースプレッダーなる一握りのウイルス拡散者が存在する事は揺るぎない事実です。

ある時点での症状だけではCOVID感染を否定する根拠にはなり得ない実態が、過去の経験的類推での暫定的な感染診断を非常に困難にしています。今後集団免疫などの疫学的な情報が開示され、効果的治療薬が日常的になるまでは、当院ご利用の受診者方々に対してお互いの安全確保の必要性から、下記の対応でご了承いただきます。


①受診者クラスターの発生を回避するため、基本的な感染対策の「標準予防策(standard precautions)」は続行として、医療者とともに受診者も例外なくマスク着用とします。

②院内滞在時間を可能な限り圧縮するために予約診療(当日予約も含め)を原則とします。

③事前連絡のない来院者や申告内容の吟味を経て、当院規定による対策を要すると判断された場合(旧発熱・感冒系外来に相当)は、従事者及び来院者に対する感染対策を講じる準備のため、即時での対面診療や一定時間以上の院内待機はほぼ不能ですので、あらかじめご了承をいただきます。

④旧発熱・感冒系外来に相当と判断された際の予診は、動線隔離も兼ねたオンライン診療を基本とします。

⑤事前連絡がなく予診が不十分な受診者、オンライン診療などでの予診を経た患者で登院が必要と判断された場合は、「感染経路別予防策」として来院時間調整と一般診療との動線分離での対面診療・検査を行います。

⑥受診者の症状など診療の展開次第で、院内診断機器使用の必要性が生じると医学的に判断された場合には、COVID-PCRによる厳密な感染評価が必要になる可能性があり(陰性が証明されなければ時間と動線に制限を設けざるを得なくなることがあります)、これには費用負担が発生します。

施設案内

外観
受付 / 待合室
診察室
処置室
内視鏡室
レントゲン室
リカバリールーム

医療機器

エコー
スパイロメーター
生対監視装置
内視鏡
東京メトロ東西線「妙典駅」より徒歩1分
〒272-0115
千葉県市川市富浜1-2-17 3階
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047-712-8282